足を着いた時(体重をかけた瞬間)に踵(かかと)が痛む
カテゴリー:足裏痛
公開日:2018年1月23日
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かかとを押すと激痛が走る踵骨棘
1.踵骨棘(しょうこつきょく)
踵骨棘は、かかとの骨が棘状(トゲのように)出ている状態です。
踵骨棘の特徴は、歩行時にかかとに画びょうが刺さったような激痛が生じます。しばらく歩いていると痛みが楽になる特徴があります。
2.踵骨棘の原因
踵骨の棘状の正体は、足底筋膜と踵骨の境に腱様組織がスポーツなどにより傷ついて、修復される際に、骨化したものです。
3.発症しやすい人の特徴は?
〇スポーツなど足裏ます。刺激が多い人
〇かかとを踏みつけて歩いている人
〇長時間の立ち仕事や歩く職業の人
〇下肢の筋力が低下している人
〇40代~50代の男性で、体重増でアキレス腱の硬い人
4.当院独自の治療法
かかとの痛みを改善するには、大きなポイントがあります。
それは、ふくろはぎの筋肉の緊張と捻れと偏平足がポイントになります。これらは歩行時の踵へのクッションが悪くなり、かかとに必要以上に負担がかかります。そして、痛みを生じます。
はり、きゅうや整体にて筋肉の血流を改善し、ふくろはぎの捻じれをまっすぐな状態に戻します。また、足底のアーチの低下による偏平足を治します。そうすることで痛みが楽になり即座に床に踵がつけることもあります。
5.整形外科的な踵骨棘の治療法
踵の痛みのある所へのステロイドや麻酔剤の局所注入治療を行います。最近は衝撃波を使った治療方法もあります。また、かかとを保護をするサポーターや足底板の装着することが主な治療となります。
しかし、再発が多く長期に治療がかかる傾向にあります。
再発の原因は、ふくろはぎや偏平足による原因を見過ごしているからだと考えています。
踵の痛みが気になる。治療を受けてもなかなか良くならない。そのような方は、お気軽にご連絡ください。こちらから無理に治療を勧めることはありませんので、ご安心ください。