気管支喘息の機序

気管支喘息の機序

①ダニやほこりが上気道に侵入
②気道の粘膜が※炎症を起こし、気道が狭くなる。
③呼吸が苦しくなり、ゼイゼイ、ヒューヒューという喘鳴が起り、咳、痰が止まらない。
遅発反応により症状が再発。悪化することもある。

※ロイトコリエンとヒスタミンによって気道が炎症をおこします。炎症が広がると気道の粘膜の上皮細胞が脱力し、気道のバリアー機能が低下するとダニが侵入しやすくなる。
上皮細胞には繊毛が存在し、ダニなどの遺物は払いのけられる。
上皮細胞が脱力しえちるとダニが侵入しやすくなり、僅かな刺激で激しい咳となる。激しい咳は細胞を破壊されて、炎症が更に起こります。

上皮細胞が脱落すると知覚神経がむき出しとなり、冷たい空気、激しい運動、大気汚染などによっても反応が現れます。
また、過度のストレスや自律神経、ホルモン分泌が乱れることもその要因となる。

 

みわ鍼灸療法院