低位舌によるのは、イビキだけでない!

低位舌とは?

「低位舌」は舌が正常な位置よりも低い位置にある状態のことをいい、
舌の側面にはびらびらの歯型の跡などか見られるのが特徴です。

低位舌が原因と考えられる状態

1.いつも口がポカンと空いている。

低位舌は下の前歯の後ろに舌を押し付ける傾向があるので、
舌が下にあると、気道の上に舌が乗るため、気道が狭くなります。
そのために、口を開けて気道を確保して口呼吸をする子供が増えています。

2.発音や滑舌が悪い

低位舌は舌の筋力が弱く、上の顎の口蓋の部分に舌をつけることが難しいです。
したがって、タ行、ナ行など、口蓋に舌をつける発音が悪く、
舌の動きがうまくいかないため、
滑舌が良くないのです。

3.くちゃくちゃ音をたてて食べる

舌の筋力が弱いと、舌を丸めて食べ物の形を整えたり、口蓋に食べ物を押し付けて、
潰して食べることができないので、クチャクチャ音がしているのです。

 

4.口呼吸となりドライマウスになる。

低位舌は口を閉じていると気道の上に舌が一部乗るため、呼吸を楽にするために、
口を開けて気道を確保しています。したがって、くちびるも荒れ気味、
口呼吸になりお口の中が乾燥して、虫歯、歯周病が発生しやすいです。
マスクは口呼吸をおこしやすくなります。

5.舌のふちが歯の形でギザギザになっている

低位舌の特徴は、舌を下の前歯の後ろに押し付けて下のあごを押しています。
したがって、舌のフチに歯形のあとが付いて、ギザギザになります。

6.むせやすい

低位舌は舌の筋力と操作性が弱いために、舌を口蓋につけて飲み込む嚥下が苦手になります。
したがって食道に流れずむせてしまいます。

7.イビキをよくかく

低位舌は気道をふさぐので、睡眠中にいびきをかく様になります。

 

低位舌は口を閉じた時に、舌の位置を確認すれば、分かります。
低位舌を整体治療で言い状態にして、正常の舌の位置にするようにします。

いびきは、もちろんのこと。。。。
このような症状が気になる方は、ご相談ください。

みわ鍼灸療法院