1.アトピー性皮膚炎特殊メニュー

①腹部の筋肉の緊張を緩和する。
⇒内臓の状態が腹部の筋肉に反映される場所（反射区）があります。
その場所の筋肉が緊張、硬結、圧痛等があれば、該当する内臓が疲れていると判断します。
その筋肉に施術をすることで筋肉自体が、程よい軟らかさが出てくると内臓の機能を間接的に良い状態にすると考えられています。
その結果、慢性炎症の緩和につながると考えています。

⇒背骨のゆがみは自律神経の作用を悪化させ、内臓の機能にも悪影響を及ぼします。
背骨を整えることにより自律神経の作用が整います。また、自律神経は免疫機能と密な関係であり、免疫機能の向上にも繋がります。

⇒アトピー性皮膚炎特殊整体により、図（オレンジ）の範囲からリンパ液の流れを滞らせている筋肉の緊張部位を探します。その筋肉の緊張を緩和させることでリンパ液の流れを促して、炎症の緩和につながると考えます。

カウンセリングで施術前に患者さんアトピー性皮膚炎の状態や日常の生活をどのようにアトピー性皮膚炎に関係しているのか？ということを中心に聞きます。

その目的は、
①アトピー性皮膚炎の状態を理解する。
⇒施術を受けてかゆみ、湿疹、発赤の状態を良くなったのか？現状維持なのか？などの変化を理解する。

➁日常生活の中でアトピー性皮膚炎の悪化する要因を探す。
⇒例：入浴後にかゆみが生じる場合、お湯船の温度が高い？入浴時間が長い？などの要因があります。このようにアトピー性皮膚炎の発症や悪化の要因をカウンセリングから探します。

③アトピー性皮膚炎の良い状態になるための日常生活の過ごし方を提案する。
⇒➁アトピー性皮膚炎が悪化する要因から解決策を提案する。
例：40℃の湯船でかゆみが悪化するなら、湯船の温度を下げる。15分の入浴でかゆみが出るなら10分に変更する。

カウンセリングの内容としては、
〇食事
〇睡眠
〇運動
〇入浴
〇皮膚の状態とアトピー性皮膚炎の状態
〇セルフケア
等が主となりますが、その他にも大切なことがたくさんあります。

アトピー性皮膚炎の悪化要因を除外することで、アトピー性皮膚炎を良い状態になりやすくなると考えます。

⇒アトピー性皮膚炎を良くするためのカウンセリング資料

アトピー性皮膚炎特殊メニューの効果は、
皮膚に移行していた慢性炎症の熱が小さくして、皮膚へのダメージが減少させると考えます。
その結果、皮膚の再生の作用がダメージよりも上回ると皮膚がきれいな状態に移行し、アトピー性皮膚炎が良い状態になると考えます。

⇒アトピー性皮膚炎発症の回復機序