1.ステロイド剤はかゆみの神経に作用する。
ステロイド剤を皮膚に塗っていると皮膚の角層が薄くなるため、かゆみの神経線維が伸びやすくなる。
また、ステロイド剤には神経を成長させる作用が強く、かゆみの神経線維をのものも伸ばします。
2.化学物質に触れると
そのような状態で皮膚に化学物質が触れてしまうと
脳から「毛細血管を増やせ!」という指令がでます。
そして、皮下で浸出液が出てしまいジュクジュクした炎症を伴った
かゆみが生じます。こうした悪循環に陥ってしまうこともあります。
3.薬剤アレルギーと化学物質
ステロイド剤、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、漢方薬など薬剤を長く使っていると、
それらの効果が効かずに症状の悪化をもたらすことがあります。
これは、化学物質に過敏になり薬剤アレルギーを生じていると考えられる。
生活環境下の化学物質が人体にとってアレルゲン(アレルギーの反応を起こす物質)であるならば、
化学物質の塊である薬剤を排除しようとして人体がアトピー症状を進行させます。
防衛反応として出た炎症やかゆみの症状が悪いのではありません。それを起こす、きっかけ
となる薬剤や化学物質の摂取に問題があります。
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