激しいアトピーかゆみの原因とは?

1)アトピーのかゆみ原因とは?

①ダニ、食べカス、花粉などのアレルゲン

②黄色ブドウ球菌が分泌するスーパー抗原

が皮膚から侵入することでかゆみが生じる。

2)アトピー性皮膚炎のかゆみの機序

皮膚のバリヤ機能が低下すると・・・

①ダニ、食べカス、花粉などのアレルゲンが侵入すると
IgE抗体やマスト細胞が反応してⅠ型アレルギーが生じる。

好酸球、好塩基球、ナチュラルヘルパー細胞が
刺激されることで強い炎症が生じる。

②皮膚の角質層に含まれるセラミド成分が少なくなると
細胞間に隙間ができて、皮膚がカサカサになる。

カサカサの皮膚は黄色ブドウ球菌が増殖し、
「スーパー抗原」となる毒素を排出する。

毒素が樹状細胞、好中球、好酸球やTh2、
マスト細胞を刺激して炎症を起こし、強いかゆみと発赤を生じる。

皮膚の一番外側には角質層があります。その中には細胞があり、
細胞間にはセラミド、コレステロールという脂質が存在します。

アトピー性皮膚炎の方は、セラミドが少なくて、
細胞間に隙間が生じ皮膚内の水分が蒸発して乾燥肌となり、バリア機能が低下する。

乾燥肌は、感染を起こす菌の増殖を邪魔する「ブドウ球菌」が減少し、代

わりに毒素を分泌する「黄色ブドウ球菌」が常在します。

この「黄色ブドウ球菌」が皮膚から侵入することで樹状細胞、好中球、好酸球、Th2、マスト細胞を刺激し、炎症を起こし、かゆみや発赤の原因となる。

3)当院の治療は

皮膚のバリア機能が低下しているのは、皮膚の粘膜が修復されない状態です。
これは、腎臓の機能が弱り、毒素が身体を巡ることで
粘膜を修復するビタミンが破壊されるためであるので、
はりきゅう治療、妙見活法整体治療で腎臓の働きを改善することで、
ビタミンの破壊されないようにして、皮膚粘膜の改善を促します。
そしてバリア機能を向上させて、アレルゲンや黄色ブドウ球菌の侵入させないようにします。

 

みわ鍼灸療法院