「胃下垂」になると太らない?

症状が出だしたら、要注意です?

「胃下垂」ってなんでしょうか?・・

胃の検査でバリウムを飲むと胃が下がっている。ことを指摘された。
胃下垂とは?胃の下部が下に下がっている状態ではありますが、症状がなければ、病気ではありません。

胃下垂の症状とは?

✓食欲低下
✓胃もたれや重くなる。
✓胸やけやゲップが多い
✓膨満感がある。 ✓食後にお腹が出る
✓便秘を生じたり、排便しにくい。

自分でチェックしてみましょう。

上部消化管X線検査(バリウム)
腹部エコー検査
胃カメラ検査
などの病院の検査が確定診断になります。

自分で行うには?
おへそのやや左側を押した時に、痛みや嫌な感じをしたり、
張りがある場合は胃下垂の場合があります。

胃下垂の原因は?

①暴飲暴食

胃は飲食の量が多くなると、胃がふくらんでしまい、重さにより垂れ下がります。

②早食い 噛む回数が少ない

早食いは、胃に入る食べ物の量が多くなるため、重量が重くなり垂れ下がります。

③ストレス

精神的ストレスにより、自律神経の働きが乱れ、胃腸の働きが悪くなり、
消化に時間がかかります。そうなると食べ物が胃に溜まりやすくなり、
垂れ下がってしまいます。

④猫背や痩せている人

猫背の方は内臓が下に圧迫され、胃に負担がかかり胃下垂になりや

すいと言われています。
脂肪や筋肉は内臓を支えます。痩せている方は脂肪や筋肉が少なく、
支える力が弱くなり、胃下垂になりやすくなります。

⑤ダイエット

無理なダイエットは胃腸の働きを悪くします。そうなってしまうと少量の食事でも腸かに時間がかかってしまい。
胃に負担がかかり下がってしまいます。

胃下垂は「胃」の症状だけではない!

基本的にはまず、胃もたれや胃痛などの症状が主となって現れます。

胃が正常な消化が行われなくなると、腸の働きが悪くなり便秘となります。
そうなると老廃物が体内に溜まり、ニキビや吹き出物などの肌トラブルの原因となります。
下半身が冷えやすくなったり、足のむくみなどを引き起こすこともあります。

胃下垂は太らないのか?

胃の消化能力が低下してしまい栄養を体内に吸収することが出来ません。食欲低下や胃の痛み、膨満感などがあると必然的に食べ物の摂取量が少なくなるのも原因の一つだと思います。だから太りにくくなるのです。

当院での治療は?

自律神経の働きを整え胃腸の働きを改善します。
下がってしまった胃腸を優しく上げる。
この二点が治療となります。

上がった胃が下がらないように、自宅で簡単な体操を行ってもらいます。(約5分でOK)

 

みわ鍼灸療法院