鍼灸治療では、舌診と言って舌の色や形、苔の状態、口腔内の乾燥や潤い状態を主に見ます。
そこから、身体の五臓六腑(内臓)の機能の状態を判断します。
治療前は口腔内がドライマウスのようにや乾燥気味でネバネバします。白い苔が舌全面に張り付いています。
東洋医学では、身体の胃腸の消化器系を中心に水の代謝が悪く、水毒(すいどく)が溜まっている状態を現します。
こうなると食欲がなくなる。足の浮腫み、味がわからない。胃の膨満感の症状が現れます。また、臍の上の腹部が硬くなります。
患者さんもそのような症状がありました。
鍼灸治療では、胃腸の働きを元気にすること水の代謝を促進する意味で行いました。
正伝妙見活法整体では胃下垂と水の代謝を改善する意味で治療を行いました。
治療後は、口腔内に唾の排出があり、潤いが出てきました。白い苔の量も減りました。
胃腸と水の代謝が良くなってきていると判断します。
お電話ありがとうございます、
みわ鍼灸療法院でございます。