アトピー性皮膚炎と黄色ブドウ球菌

1.黄色ブドウ球菌は何者?アトピーの原因なのか?

黄色ブドウ球菌増えたことがアトピー性皮膚炎が悪化するのか?
アトピー性皮膚炎が悪化した結果として黄色ブドウ球菌が増えるのか?
黄色ブドウ球菌の増加は皮膚炎の悪化の要因で、黄色ブドウ球菌が存在しなければ、皮膚炎は発症しません。
しかし、黄色ブドウ球菌自体がアトピー性皮膚炎の原因とは言い切れません。

なぜなら、正常なマウスに摂取しても皮膚炎は発症せず、人間にも移ることがないからです。
アトピー性皮膚炎の患者さんの皮膚には何らかの抗菌メカニズムのバリヤ異常があり、それが黄色ブドウ球菌の増殖が
起こるきっかけとなっているのではないかと思われます。

2.黄色ブドウ球菌を増やさないために・・・

基本的には毎日の入浴(シャワーではなく)とスキンケアが重要です。
アトピー性皮膚炎の患者さんが日常的に気を付ける基本は、乾燥を防いで皮膚の良い状態を保つことです。
毎日の入浴で皮膚を清潔に保ち、入浴後は必ず保湿効果のあるスキンケアを行います。

入浴時はゴシゴシと洗いすぎて皮膚の皮脂腺まで洗い落として皮膚を乾燥させてしまうこと。洗浄剤や保湿剤は皮膚への刺激が少ない物を選び
皮膚の乾燥を防ぎます。

3.菌を減らすためには?ステロイドは剤は有効?

根本的にステロイドはアトピー性皮膚炎の治療にはなりません。

4.当院でできること

当院は皮膚科ではありませんので、薬を処方できません。
アトピ-性皮膚炎の患者さんが免疫力が低下して、このような感染症を発症すると考えています。
皮膚を強くするためにも、東洋医学的な内臓の強化を目的に整体治療やはりきゅう治療を行います。
主に肝臓や腎臓の機能が重要となってくると考えております。

⇒アトピーリンパ整体
⇒アレルギーリンパ整体

 

みわ鍼灸療法院