慢性的な頭痛とは違って、命にかかわるものもあるので、注意が必要です。
これらは脳の病気やその他の病気による頭痛で、この場合はすぐに救急車で病院に行くべきです。
慢性的な頭痛の中でも、このような危険な頭痛が影に隠れていることもあります。
慢性頭痛だから自己判断で経過観察をするのではなく、医師の診断を受けてください。
もし、不安があり診察を受けることに抵抗があって医師の診察を受けるのが怖い方は当院までご連絡ください。
(30分まで相談無料です。)
1.危険な頭痛(二次性頭痛)とは
脳や身体にある、なんらかの病気が原因で起こる頭痛です。この頭痛は命の危険もあるため注意してください。
頭痛があることに慣ていませんか?検査を受けず、もう治るだろうと思っている人もいらっしゃるでしょう。
そのような方は、もし検査をして何か病気があったらどうしようと思っています。
不安を持ち続けることでストレスとなり頭痛の悪化の原因となることもあります。
以下のことに該当しなければ、おおよそですが脳組織そのものには大きな不具合はないかもしれませんが、受診するしないは自己責任です。ご参考にしてください。
2.危険な頭痛の特徴をチェック!
〇今までに経験したことがない痛み
〇強烈な痛み
〇バットで殴られたような強烈な痛み
〇早朝の痛み
〇だんだんひどくなる
〇ひどい頭痛が1週間以上続く
〇頭痛と麻痺やしびれ、けいれんを同時に起こす。
〇意識がもうろうとする。
〇ものが2重に見える、見えにくくなる
〇ろれつが回らない
〇めまいや吐き気を伴う
〇高熱を伴う
これらの症状があると注意が必要です。参考にしてください。
3.危険な頭痛の例
1)くも膜下出血
脳の動脈にできたコブが破裂して出血が起こります。
最初はバットで殴られたような激しい痛みが起こります。
頭痛以外の症状では、吐き気を伴って、まぶたが下がってきたり、物が二重に見えるのは、くも膜下出血の前兆です。
最初の動脈瘤の状態で見つかったら、命を救うことができる確率は高くなります。
急激な痛みが激しく起こった場合、救急車を呼んでください。
2)脳出血
脳の中で動脈が破れて出血が起こり意識を失ったり、
身体のどこかで麻痺やしびれが出てきます。救急車を呼んでください。
3)脳腫瘍
脳腫瘍では、だんだんと頭痛の症状がひどくなったり、朝方の頭痛がひどくなることが特徴です。
吐き気が無いのに、突然嘔吐することがあり、吐いた後は、頭痛が軽くなります。
片頭痛も吐き気を起こすが、片頭痛は、吐き気が起こってから嘔吐します。
4)髄膜炎
発熱、頭痛と吐き気、嘔吐があります。
そして、後頭部が硬くなり、患者さんが仰向けになり、
頭を持ち上げて首を前に倒すと抵抗がある項部硬直を起こす。
さらに、意識がもうろうとなったり、意識が消失したりするといった意識障害になることがあります。
この意識障害、発熱、項部硬直は髄膜炎の3徴候といわれ、この3つの症状があれば、髄膜炎を疑います。
5.慢性硬膜下血腫
頭をぶつけると頭の中でゆっくりと出血を発症し血腫(ゼリー状の血の塊)となります。
長く続く、だんだんひどくなる痛みが特徴的で、立ち上がった時や頭を振った時に痛みが強くなります。
痛みに伴って、高齢者だと認知症だと間違えられて対処が遅れることがあります。
出血により麻痺を生じ、脳梗塞だと間違えられることもあります。
カウンセリングを受けると不安が解消されて、安心して医師の受診できますよ。
お電話ありがとうございます、
みわ鍼灸療法院でございます。