「口臭って自分では気づかいないものですよ。」
「ちゃんと歯を磨いているのに・・・」
なぜ?「口が臭い!!!」と彼氏や友人、家族から言われたんだろう?
こんな経験あるか?確かめてください。
◯唾液が減って口の中がカラカラになる。◯クッキー、パンなどを食べると口の中にくっついてしまう。◯話すと口の中がカラカラになり、水をよく飲む。◯口内炎や口角炎が良くできる。◯舌に亀裂がある。◯虫歯が良くできる。
それは?歯ではなくて、ドライマウスが原因かも?
ドライマウスとは?病気や薬の副作用、加齢、ストレスなどから口の中が乾いてしまう症状を言います。
ドライマウスは、口腔内が乾くことで口の中に雑菌が溜まることや食べカスなどが残りやすくなります。そのカスからVSC(揮発性硫黄化合物)のガスを発生して悪臭を放ちます。
ガスを出さないためには?
西洋医学的には多々原因はあります。それは、後程述べます。
また、そのような治療を受けていらっしゃる方もいらっしゃるでしょうね。
薬や加齢、ストレスの共通点は胃腸の働きが低下することです。また、東洋医学では胃腸の働きが悪くなると唾液が排出されないという考えがあります。
はりきゅうを東洋医学的な診断に基づいて胃腸の働きを良くするツボにはりやお灸をして治療をします。
整体治療では、胃腸を現わす腹部の筋肉の緊張を緩めます。
そうすることで、胃腸の働きが良くなると直後からお腹が動き出し、唾液腺が活発に動きます。また、また、自律神経の働きも改善されて、唾液が出てきて口内が潤います。その結果、口臭の改善が期待されます。
それと同時に唾液腺へのマッサージを自宅で行っていただき、必要ならば食事のアドバイスを行います。
西洋医学的な以下の原因で改善されなかった口臭やドライマウスが楽になる場合もあります。また、シェーグレン症候群の患者さんのドライマウスが改善したケースもあります。
ご不明な点は、お気軽にご連絡ください。(ご相談は無料です。要予約)
ドライマウスの原因は?
<薬の副作用>
花粉症やアレルギー体質の方が使われる、抗ヒスタミン薬ではドライマウスになる可能性があります。安定剤や、高血圧やむくみで出される利尿薬、ガスターなどの胃腸薬、肩こりなどに使用する筋弛緩薬もドライマウスの原因になります。
<精神的なストレス>
精神的な緊張で交感神経が優位に働き、副交感神経により唾液の75%を分泌している顎下腺が働かなくなるからです。
<シェーグレン症候群>
免疫の病気である膠原病に合併しやすい病気です。口の渇きだけでなく、目の乾き(ドライアイ)や、鼻腔の乾燥も併発するのが特徴です。
<糖尿病>
糖尿病の初期に多い症状です。これはドライマウスというよりも本当に喉が渇き、たくさん水分を飲みます。一日にペットボトルを4本も5本も飲むようになったり、運動もしていないのに体重が減少します。
<鉄欠乏性貧血>
鉄欠乏性貧血の場合は、特徴的な口の渇きがあります。それは氷が大好きということなのです。口の中を冷やしながら水分補給をしたくなります。
<前日に味の濃いもの、辛いものを食べた>
辛いものや味の濃いものを食べると、体の中は必要以上に濃くなってしまいます。この濃さを薄め、ちょうどいい濃さにするために水分を欲します。
<放射線治療後>
唾液腺に放射線をあてる治療を行った場合もドライマウスとなります。放射線はやけどのようなものなので、いずれは治っていきます。
このまま、ほっておくと・・・
舌がひび割れる!?唾液は、口の中を潤す以外に口内の殺菌作用や身体の免疫機能、消化機能などがあります。
唾液の分泌が減り、口の中の殺菌作用が弱まると、口の中がネバネバしたり、歯周病や口内炎、虫歯といったことが生じます。
また、口腔内から肛門までは、消化器官として一つの管になっており、様々な病気の原因にも繋がります。
こうなる前にきちんと治療を受けることです。
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