保湿の目的は皮膚のバリヤー機能をケアするためです。
皮膚の一帯に存在しているのは樹状細胞です。この細胞は、皮膚の外にも突起を伸ばして、異物を取り込む働きがあることが分かってきました。皮膚のバリヤー機能が低下すると樹状細胞が皮膚の外側に突起を出して異物をどんどんと取り込みます。これがアトピー性皮膚炎の原因にもなります。
皮膚の保湿をすることで樹状細胞の突起が皮膚外には
出ることがありません。
アトピー性皮膚炎の予防にもつながることになり、食物アレルギーに反応するIgE抗体の数値も下がってきます。
皮膚のバリヤーが機能していれば、アレルゲンを跳ね返す力を持つことになります。
生後6か月くらいはIgE抗体ができていませんので、しっかりと保湿ができているとアレルギーの予防にもなります。
また、アレルギーマーチ(※年齢を経つにつれて,様々なアレルギー生じる)の予防となります。
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