なぜ風邪が治らないの?咳が続くのはなぜ?

薬を飲んで熱も下がった!でも咳が治らない!どうして?

風邪を引いて症状も落ち着きました。

風邪を引くとほとんどの方は医師の診察を受けて、薬を処方されます。

発熱の場合は、解熱剤
咳がある場合は、咳止め
痰が出る場合は、痰切

など等の薬を飲むことがほとんどです。薬を服用するとこれらの症状が楽になってくると、患者さんは、もう治ってきたと、思われるのが、ほとんどです。

しかし、症状が楽になってきたが・・・・

なんか身体がすっきりしない。微熱が続く、食欲が出てこない。身体がだるい.

完全に咳が取れない。

といった症状が続くことがあります。

もうすぐ治るだろう

と思っている方がほとんどだと思いますが、意外とそれらの症状が長引いていることに気づいていないです。

まだ、症状が続くので、薬を飲み続けている方もいらっしゃるでしょうね。

このままの状態でいると

風邪の症状が長引くと、結構体力を消耗します。何かすっきりしない。しつこく咳が続く。または、風邪を再発してしまったり、その他の病気になったりしてしまうこともあります。

なぜ治らないのか?

東洋医学的に分析をしてみると・・・

風邪の症状を一番の原因を胃腸の働きの低下を考えています。

胃腸と風邪?と思うかもしれませんが・・・非常に関係あります。

風邪の症状は、五臓六腑と考えると肺の臓腑に分類されます。

肺は胃腸の働きに影響します。胃腸により食べたものが消化されて、栄養を得られます。
その栄養が肺に運ばれて、肺の働きが活発になり免疫力の低下をもたらします。東洋医学では、風邪を引いてしまうと胃腸の働きが低下します。そうなると消化力に影響し、食物から栄養が得られずに肺の機能も低下すると考えられます。そうなることで、身体の中に潜んでいるウィルスが排出されなかったり、免疫力を低下を起こします。

肺が元気にならなければ・・・咳が続く、痰が切れない。微熱が続く

胃腸が元気にならなければ・・・食欲低下、身体がだるい

などの状態が起こります。

体力のある人は、このようなことは起こりませんが高齢な方や持病をお持ちの方、慢性的な睡眠不足、ストレスをお持ち方は、このような状態になりやすいです。

また、お薬を服用することにより、胃腸の働きが低下してしまい。風邪がすっきりしない状態を作ってしまいます。

決して、薬が悪いというのはありません。必要な薬は服用するべきです。しかし、それが回復に影響することも覚えておいてください。

では、どうすれば治るのか?

まずは、胃腸を元気にすることです。

元気になると消化力が上がり、栄養が作られます。その結果、栄養が肺の機能にすることで肺に潜んでいるウィルスを排出されて、免疫力も上がります。

よって風邪が治っていきます。

当院の治療は?何をするの?

はりきゅう治療と整体治療は胃腸の機能を元気にします。そして、肺が呼吸をしやすいように胸郭(肋骨、鎖骨、横隔膜)が広げます。

これが、基本的な治療となります。

そうなることで、咳がなかなか改善しない、痰が切れない、微熱が続く、薬を飲んでも治らない。というような症状が改善します。

このような症状でお困りの方は、気軽にご相談ください。

 

みわ鍼灸療法院