故障したアスリートを施術している現場にいると、ストレッチの難しさをいつも考えてしまう。
アスリートは練習前後にストレッチを必ず行っていると思います。
ストレッチのやり方を間違っているとパフォーマンスの低下や怪我を引き起こしてしまいます。
特に自分自身で行う時には、注意が必要です。
当院の施術を定期的に受けているアスリートの場合、故障の箇所やその動きを観察して、
ストレッチをしてもらうポイントをアドバイスして、行ってもらっています。
実際にストレッチを行う時の注意点は? 簡単に優しくお伝えします。(諸説あるので、ご自身でも考えてもらいたい。)
〇反動をつけない!
〇痛みが出ない程度に伸ばす!
〇ゆっくりと伸ばす!
〇伸ばしている筋肉を意識する!
「こんなこと知っている。当たり前だ。」と思われるかもしれませんが、意外と単純なことができていないのが、現状です。
ストレッチで筋肉が緩むと
〇関節の動く範囲が拡がります。
〇血流があがる。
というメリットがあります。
しかし、
〇筋肉に瞬発力が下がる。
〇筋力が下がる。
というデメリットもあります。
えっ!!!
と思われるかもしれませんが、研究論文が発表されています。
どうして?
筋肉の緊張が緩んでしまうと脳からの信号をキャッチしても収縮の反応が鈍くなってしまうと考えます。
特に常に筋肉の疲労を生じているアスリートは、基本的に筋肉の緊張を維持されています。
その状態を脳自体は当たり前だと記憶しています。
脳は記憶として筋肉の緊張を持っているが、ストレッチされた筋肉は緩んでいる。
両者にギャップがあって、そうなることで実際の動きをする時に、反応が鈍くなってしまい。
それがパフォーマンスを下げる要因だと考えます。
では、パフォーマンスを下げたままでいては?
アスリートには死活問題となります。
対処方法は?
簡単です。
ストレッチの後に軽く筋肉をハッパをかけるように手のひらで叩いてみてください。
そうなると収縮しやすくなります。
ストレッチは怪我を予防という考えが主でありますが、パフォーマンスをあげるという視点を持ってほしいです。
パフォーマンスを上げたい!
自己記録更新、身体に必要なメンテナンス法、
怪我の予防など
疑問などあれば
当院に相談をしてほしいです。
今はカウンセリング30分まで無料です。(要予約)
無理にやりやりに施術を進めたりはしません。この機会を有効にしてほしいです。
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例 身体が硬くて、良く怪我をする。
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