アトピー性皮膚炎の患者さんを施術している時に気持ち良くなってよく眠られることがあります。
眠っている時は、良く口を半開きになっており、口呼吸になっていることが多いです。
口呼吸がアトピー性皮膚炎と何が関係しているのか?と思いますが、口呼吸を鼻呼吸に変えるだけでもアトピー性皮膚炎の改善につながります。
⑫あなたは鼻呼吸?口呼吸?
1.アトピーと呼吸
アトピーの患者さんを施術していると気持ちよくなって、施術中に眠られる方がいます。その時、口が半開きになって口呼吸の状態であることが多いです。口呼吸はアトピーの悪化の要因の一つです。
心当たりのある方は、治していきましょう。
2.口呼吸は?
文字のごとく息を吐く、吸うの両方、あるいはいずれかでも口で行う呼吸のことを言います。
3.口呼吸の弊害
1)皮膚の細胞の修復やホルモンの分泌
乾燥した空気は唾液の分泌低下による口内の乾燥を引き起こす。
唾液の分泌は自律神経に関与しており、バランスが乱れる。その結果、免疫力が低下し、アトピーの発症原因となる。
その他、虫歯や歯周病、誤嚥性肺炎、高血圧、睡眠時無呼吸症候群などの原因とも言われています。口呼吸は様々な病気を招きます。
4.鼻呼吸
鼻呼吸は息を吐く、吸う両方を鼻で行う呼吸のことを言います。
温まり、湿った空気は、口呼吸とは違い、口内の乾燥を防ぎます。
病気を防ぎます。
5.口呼吸チェックリスト その1
☐いつも口を開いている。
☐口を閉じると、あごに梅干し状のふくらみとシワができる。
☐食べる時にクチャクチャ音をたてる。
☐起床時、喉がヒリヒリする。
☐いびき、歯ぎしりをしている。
☐歯並びが悪い。
☐鼻が詰まっている。
6.口呼吸チェックリスト その2
7.口呼吸になる原因
口周囲の筋肉(口輪筋、表情筋)舌の筋肉(舌筋、舌骨筋群)が弱る。
舌を支えることができないために舌が下がり口蓋(上あご)から離れると口呼吸となる。
また、重い舌を支えることができず、下顎が下がる口が開く。
口が開いていても舌が口蓋から離れていなければ、口呼吸にはならない。
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